函館市元町にあるスペインの人形”ドゥエンデ ”を扱うお店「アルテピリトゥ」に行ってみた
こんにちは。このブログは函館に移住したオタクが、休日に街をぶらぶらして見つけた珍しいものや面白い店、美味しい料理屋などを紹介していくブログです。
で、自己紹介はこの辺にしといて、いきなり趣味の話を始めるんですけど…
僕、ベルセルクがめっちゃ好きなんです。
黒く巨大な剣を持つ巨漢の男、ガッツが世界を支配しようと目論むかつての親友グリフィスを倒す為に、闇から現れる化け物をバッサバッサと倒していく漫画です。
全体的にダークでシリアスな世界観ですが、30巻あたりで見習い魔女のシールケが登場したあたりから雰囲気が変わり始めます。
咲き乱れる花々、可愛らしい魔法生物…まるでどこぞのライトノベルみたいです。
で、まあネット上では「あんなのベルセルクじゃない。」とか「作者も年取って丸くなったか」みたいなテンプレ批判がなされることもしばしばあるのですが、僕はこのベルセルク、いわゆる「メルヘン編」もかなり好きです。
だってもう、純粋にクオリテイがすごいんですもん。こんなの文句つけれませんよ。細かなせんで作り込まれたディテール。全てのページに職人魂が集結されています。読んでて息が漏れますもん、ホントの話。
で、このベルセルクと関係あるっちゃある話なのですが、元町にファンタジーな重瀬を見つけたので紹介します。
スペインの妖精”ドゥエンデ ”の人形を売っている人形店「アルテピリトゥ」です。
アルテピリトゥは函館市元町のAn duex HOUSEの一階にあります。ちなみに同じ建物にカフェも入っていますのでこちらも後ほど紹介します。
玄関を開けると、通路が二手に別れています。左がアルテピリトゥ。
アトリエの中の様子が見えます
入り口のドアの上にはロアルド・ダールの言葉が。“Aquellos que no creen en la magia nunca la encontrarán” 「魔法を信じない人間に、それを見ることはできない。」と言う意味です。試されている...
こちらがドゥエンデ 人形。壁一面にズラリと並んでいます。右側にあるのは木霊という、文字通り木の精霊らしいです。かわいい。
アトリエには沢山の人形が置いてありますが窮屈と言う印象は受けませんでした。秘密基地のような場所です。
この店を知ったのは全くの偶然でした。函館の蔦屋書店(TSUTAYAのでっかいやつ)でたまたま出張出店をしていたのを見かけて、ドゥエンデ 人形を購入したのがきっかけでした。
その時購入したのがこちら。
このなんとも言えない表情がいいですねぇ。ゲーム終盤で武器の合成とかしてくれそうです(笑)。
ちなみに自分のドゥエンデ には名前をつけるようになっているようです。そしてその名前をドゥエンデ の耳元で囁いてあげることが大事なのだとか。本人に教えてあげる前に他の人たちに言ってしまうと、よくないことが起きてしまうのだそうです。この辺の設定はハリーポッターっぽくてドキドキしました。ハグリッドの授業みたいですね。
僕のドゥエンデ につけてあげた名前もぜひ書きたい気分ですが、なんとなくインターネットに書くと効果(魔力?)が半減しそうなのでやめておきます。
アトリエを出るとなんだか異世界にでも行って帰ってきたかのような気分になりました。この建物自体も古いものなので、日常生活とある程度地続きな感じがするのがいいんです。
次は併設されたカフェに行ってきます!ではまた!!